■最終処分場施設形式について
日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村で構成する日向東臼杵広域連合では、次期広域最終処分場整備について検討を進めていますが、最終処分場のことをもっと知ってもらうために、最終処分場の形式を紹介します。
◆最終処分場の仕組み(構造)
一般廃棄物最終処分場は、基本的にすべて、産業廃棄物の「管理型処分場」と同程度の基準が適用されます。また、最終処分場に必要な施設として、遮水工(水が漏れださない構造)や浸出水(埋立物のあいだを流れて集まった水)処理施設の設置が義務付けられています。構造は大きく分けて、埋立地が屋根で覆われていない「オープン型」と屋根で覆われている「被覆型(クローズド型)」の2種類があります。現在使用している日向市一般廃棄物最終処分場はオープン型です。次期最終処分場では被覆型(クローズド型)を計画しています。
◇オープン型
(1)概要図
※詳しくは本紙をご覧ください。
(2)事例写真
※詳しくは本紙をご覧ください。
(3)特長
・大規模処分場に適している
・地形に合わせた造成や用地を最大限に活用可
・かさ上げできるため、埋立量の変動対応可
・維持管理が容易
・一般的に建設コストが低い
・降雨等の気象条件の影響を受けやすい
◇被覆型(クローズド型)
(1)概要図
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(2)事例写真
※詳しくは本紙をご覧ください。
(3)特長
・降雨等の気象条件の影響を受けないため安定した処理が可
・屋内処分場のため生活環境への影響が少ない
・散水設備により浸出水の発生量の制御可
・一般的に建設コストが高い
・屋根や散水設備などの維持管理が複雑
お問合せ:
町民生活課【電話】66-3604
広域連合【電話】53-3401
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