西の正倉院みさと文学賞は、郷土に眠る「物語資源」という地域資源を「地域文学賞」という形で掘り起こし、美郷町を九州における「トポス」(新たな物語が生まれる場所)として育てようという取り組みでした。
平成30年5月に「企業版ふるさと納税活用事業」として始まり、令和3年3月には、内閣府が作成した「企業版ふるさと納税活用事例集」の中で、本文学賞が未来の参考になる事例(全51事例)のひとつとして紹介され、アマチュアの方々はもちろん、プロの作家や海外から、短編小説の登竜門として広く認識されていました。
令和5年度の第6回を最後に作品の募集や製本は終了しましたが、作品を後世に残していくため、令和6年10月22日に収蔵式を開催し、西の正倉院にこれまでのあゆみと作品集を収蔵しました。
また、終了を記念して、西の正倉院内に事業の歩みや本に触れる展示ブースを設け、当分の間、来訪した方限定で単行本を無料配布することとなりました。
本文学賞に応募していただいた方や審査員の皆さまに心からお礼申し上げます。
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