■最終処分場施設の紹介~浸出水処理施設編~
日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村で構成する日向東臼杵広域連合では、次期広域最終処分場整備について検討を進めていますが、最終処分場のことをもっと知ってもらうために最終処分場の施設の中から、今回は浸出水集排水施設と雨水集排水施設を紹介します。
○浸出水と雨水の流れ(オープン型の場合)
(1)埋立地に降った雨水は、埋立物の間を通ってそのまま地下水とならないように遮水シートで集められ浸出水(しんしゅつすい)となり、排水をしなければ埋立地内に溜まり続け溢れてしまいます。
(2)そのためにまず、浸出水集排水施設(赤線)によって、浸出水を埋立地から速やかに浸出水貯留施設に送り、その後水処理施設において適切な処理を行った上で河川に放流します。(令和6年2月号「シリーズ30」参照)
(3)一方で、埋立地以外の施設の敷地内に降った雨水は、埋立地に流れ込むと浸出水の量が増加し、水処理施設の負担が大きくなりますので、それを防ぐため埋立地周辺に雨水集排水施設(水色点線)の排水溝によって防災調整池に送り、一気に環境上に流れ出ないよう調整して排水します。
写真は、日向市一般廃棄物最終処分場に加筆しています
(※詳細は本紙、またはPDF版をご覧ください)
お問合せ:
町民生活課【電話】66-3604
広域連合【電話】53-3401
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