令和6年1月19日(金)宮日会館にて、令和5年度宮崎日日新聞農業技術賞贈呈式が開催され、本町からは栁田三男さんが表彰を受けました。
栁田三男さんは平成7年に夫婦でスイートピー生産を開始。生産に手応えを感じ始め平成12年にJAを退職、53歳で就農しました。栽培期間中は、天候や生育に合わせたきめ細やかな温度管理やかん水・施肥管理を行っています。さらに生育初期の高温対策として、遮熱性の高い外張り資材や遮光ネットを導入するとともに、発蕾期以降は低位置で誘引を実施して、成長点の焼けや高温障害の発生軽減に努めています。
また、日持ち性やオリジナル性が高い品種を積極的に導入し、単価向上に努めています。夫婦でこまめに意思疎通を図りながら計画的に管理作業を分担することで、適期作業が実施できています。これらの取り組みにより、日持ちが良く、ボリュームのある切り花を出荷しており、高品質で商品化率の高い安定生産体制を確立しています。
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