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町の話題 灼熱の御田祭~盛況に包まれた二日間~

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宮崎県美郷町

平安時代からおよそ千年受け継がれる県指定無形民俗文化財で、美郷町の三大祭りの一つである「御田祭」が、7月6日(土)・7月7日(日)の2日間開催されました。両日ともに、最高気温36℃~37℃と暑い日差しの中ではありましたが、県内外からたくさんの来場者があり、盛況に後押しされる形で、全ての神事やイベントを無事に開催することができました。
6日は、「第31回日向田植唄全国大会」が行われたほか、前夜祭では「ふるさとうまいもん広場」が開かれ、多くの人が地元の逸品を楽しんでいました。「ステージイベント」は、富島高校郷土芸能部による和太鼓演奏、ARAKI BANDによる歌謡曲歌唱が行われ、メインイベントでは、マジックショー、ものまねショーが行われました。観客からアンコールが飛び交うなど、会場が一体となり盛り上がりました。
前夜祭を締めくくる恒例の「御田祭の里花火大会」では、1,070発の花火が打ち上がりました。風が程よく吹き、山々に大きな音を響かせながら、綺麗な花火が夜空一面に咲き広がりました。会場は花火に釘付けになり、足を止めて歓声を上げながら見上げてました。
7日の本祭は、ご神霊を神輿に移す上円野神社での神事を執り行った後に、地元の青年団と林業大学校の学生が神輿を担ぎ、上の宮田から中の宮田までの「御神幸行列」が行われ、ウナリによる赤飯のふるまいも行われました。
会場(中の宮田)周辺では、神田に設置された舞台の上で、前日に開催された日向田植唄全国大会の優勝者が素晴らしい唄を披露したほか、「豊年神楽奉納」が執り行われました。また、牛馬が神田の中を駆け回る姿に大きな歓声と声援が送られ、多くのご来場者がご利益があるとされる泥しぶきを浴びていました。
西郷義務教育学校の生徒による趣向を凝らした「子どもみこし入れ」も行われ、元気の良い掛け声と共に神田の中を練り歩き、「青年みこし入れ」では若者たちが「ヨーッサヤ、ヨーッサヤ」と威勢の良い掛け声で神輿を力強く担ぎ上げていました。
祭りのフィナーレは、約130名による早乙女が催馬楽に合わせて、豊年を祈りながら丁寧に田植えを行い、御田祭の幕が下ろされました。
2日間行われたお祭りは、町内外より約11,000名の来場者があり、昨年度以上の盛り上がりをみせました。祭りの運営にあたり各方面でご支援、ご協力をいただきました皆様、またご協賛をいただきました企業や団体の皆様に、心からお礼を申し上げます。
御田祭実行委員会

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