地域おこし協力隊活動日記

10／19

こんにちは。地域おこし協力隊の飯塚です。西都市で暮らし始め、8カ月。正直、「まだそれしかたっていないのか」という感覚です。西都市の雰囲気に浸りすぎたためか、先日、東京で開催された「あったか宮崎ひなた暮らし移住相談会」に参加した際、都会では当たり前だったあることに、違和感を持ってしまいました。
会場へ電車で向かった時のことです。私の他にも乗客が大勢いたのですが、皆、下を向いてスマホを弄っているばかり。あたかも、この世界には自分しか存在しないのだ、と思っているかのようでした。
私自身も、かつては同じように振る舞っていました。確かに、出会う人一人ひとりをちゃんと認識しようとすると、疲れてしまって、とてもやっていけないのです。でもそれって、すごく不自然なことだと思いませんか。人が人を人と思わないのが当たり前、なんて。
都会暮らしを振り返った時のこういう違和感。これを形にしたくて、小説を書いています。若い人でも読みやすいように、西都市をもじった「セイート村」が舞台のファンタジー小説です。西都の地理、伝説、グルメもアレンジして盛り込んでいます。ネット上でご覧いただけますので、二次元コードからぜひアクセスしてみてください!

地域おこし協力隊
飯塚哲(いいづかさとし)さん