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みんなで目指そう!獣害ゼロのまちづくり

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宮崎県西都市

山に囲まれた本市は、昔からイノシシやシカ、サルなど多くの野生動物が生息しています。
以前は山間部のみで生息していましたが、近年では中山間部やその周辺、平野部にも生息区域が拡大しており、それに伴って農作物への被害や市街地への出没が発生しています。

■本市における獣害対策
本市では、野生動物による被害を防止するため、西都市鳥獣被害対策実施隊による駆除や捕獲、巡視員による見回りや追い払い活動を行っています。
また各種補助事業を活用し、農作物への獣害を防止する電気柵などの設置に対する補助事業のほか、有害鳥獣駆除に従事する方を増やすため『第一種狩猟免許』や『わな猟免許』の取得に対する助成を行っています。さらに今年から、猟犬の初回登録料と毎年の狂犬病予防ワクチン接種料への助成も始まりました。

◇市内の野生動物駆除・捕獲頭数の推移

■野生動物を餌付けしていませんか?
こんなことをすると、野生動物は「ここは良いエサ場だぞ」と認識して、住みついてしまいます。野生動物が常連客となるような『お食事処』を作らないようにしましょう。

◇野菜くずや残飯の放置
人間は食べない残飯や出荷できない作物でも、野生動物にとっては栄養価の高い『りっぱなごちそう』です。野生動物を増やす原因にもなるので、絶対にやめましょう。

◇対策をしない家庭菜園
水田や畑は、野生動物から農作物を守るため電気柵設置などの対策を行いますが、庭先などにある家庭菜園はどうでしょうか。ここにも野生動物が来ないような対策をしなければ、野生動物のお食事処になってしまいますので対策を行いましょう。

◇収穫しない果樹の放置
未収穫のまま放置しているカキなどの果実も、野生動物にとってはごちそうになります。収穫しなくなった果樹は撤去するなど、エサ場をなくしましょう。

エサ場の除去だけではなく、野生動物が安心して隠れる場所をなくすことも重要です。
集落の中に、いつも草木が生い茂り、やぶになっている場所はありませんか?もしかすると、野生動物の住みかになっているかもしれません。
みんなで協力して野生動物が隠れやすい場所をなくし、集落に野生動物が近寄れないようにしましょう。

問合せ:農林課林務係
【電話】32-1013

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