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自治体の皆さまへ

9月はがん征圧月間です 自分のために受けよう子宮がん検診!!

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宮崎県西都市

■がんは身近な病気
日本人の2人に1人が一生のうちに一度はがんになると推計されています。
がんは日本人の死亡原因の第1位で、2021年には381,505人の方が、がんで亡くなられています。がんによる死亡を極力減らすためには、早期発見・早期治療が重要です。
がん検診は、死亡率を下げるのに非常に有効だと考えられています。

■子宮がんについて
子宮がんは、日本人女性がかかるがん第5位です。がんの種類別死亡率で見ると8位ですが、全国で1年間に約6,800人が亡くなっています。しかし、ワクチンや検診を受けることで、がんによる死亡リスクを減らすことができます。

◇子宮頸(けい)がん予防ワクチンについて(HPVワクチン)
子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しています(わずかですが、HPV感染との関係のない子宮頸がんもあります)。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)は、子宮頸がんを起こしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの50~70%を防ぎます。
令和5年4月から、9価ワクチンも定期接種に追加されました。9価ワクチンは、子宮がんを起こしやすいタイプであるHPV16型と18型に加え、ほかの5種類の感染を防ぐため、子宮頸がんの80~90%を防ぐことができます。詳しくは市ホームページからご確認ください。

◇HPVワクチンの接種対象者
定期接種対象者:小学校6年生~高校1年相当の女子
▽キャッチアップ接種
※対象者次の(1)(2)を満たす方が対象となります。
(1)平成9年度~平成18年度生まれの女性
(2)過去に子宮頸がんの予防接種を合計3回受けていない。

▽注意
過去に受けたHPVワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期、接種回数)については、母子健康手帳や予防接種済証などでご確認ください。任意(自己負担)で接種した場合には、西都市で接種履歴を把握することができません。

※キャッチアップ接種とはPVワクチン接種の積極的勧奨を差し控えたことにより、平成9年度から平成18年度生まれの女性の中に、通常の定期接種の対象年齢(小学校6年生から高校1年相当)の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。その方を対象にした予防接種です。
令和4~6年度の3年間は、公費で接種することができます。詳しくは、市ホームページからご確認ください。

■本市における子宮頸がん検診の受診率

全国や宮崎県の子宮頸がん検診受診率と比較すると、本市は高い受診率ですが、がんによる死亡リスクを下げるには、まだまだ低い状況です。
子宮がんは早期発見し、早めに適切な治療を受ければ、比較的良好な経過が期待できます。ワクチン接種をしていても、20歳になったら定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。
また、がん全般の予防には、禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事・身体活動、適正な体形の維持、感染症の予防が有効であることが分かっています。

■市の子宮頸がん検診
対象者:20歳以上の女性(年度年齢)
料金:1,000円西都市国保の方600円
※自己負担金が免除される場合があります。
詳しくは、「令和5年度がん検診受診券(みどり色はがき)をご確認ください。
検診内容:子宮頸部の細胞診
申し込み先:
集団検診…健康管理課健康推進係
個別検診…指定医療機関(令和5年度がん検診受診券に記載)
その他、本市のがん検診に関する情報は、4月に送付した「令和5年度がん検診受診券(みどり色はがき)」をご覧ください。お手元にない方は、再発行できます。
健康管理課健康推進係(【電話】43-1146)までお問い合わせください。

◇子宮頸がん検診の流れ

宮崎県のがん情報サポートサイト「がんネットみやざき」もご覧ください。
がん検診、治療、相談・支援など、宮崎県のがんに関する情報が掲載されています。

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