台風10号甚大な被害

9／25

大型で非常に強い台風10号が、8月28日から31日にかけて、ゆっくりとした速度で宮崎県全域を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら九州を通過しました。
本市も記録的な大雨や、竜巻の可能性が高いとみられる突風により、多数の家屋や建物、農業施設などに被害が発生。電線や電柱も被害を受け停電も発生し、市民生活へ多大な影響がありました。
本市では、被害に遭われた方々に対し、ブルーシートの配布や災害ごみの受け入れなどを行い、全力で災害復旧に取り組んできました。今後も、市民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

■台風10号市内の主な経緯
・8月27日
公立小中学校が臨時休校決定
庁内体制対策会議、台風接近のお知らせ
・8月28日
9時　災害警戒本部を設置
9時30分　災害対策本部へ移行
11時　市内全域に高齢者等避難を発令
15時　市内全域に避難指示を発令
荒武・岩崎地区で強風被害報告
22時35分　市内に土砂災害警戒情報が発令
・8月29日
未明　旭～南方で突風発生報告(のちに風速約65mと推定された)
8時ごろ　台風10号鹿児島県に上陸(中心気圧935hPa)
・8月30日
15時　避難指示を解除
災害ごみの受け入れ開始
ブルーシートの無料配布開始
妻湯が被災者の無料入浴受け入れ開始
・8月31日・9月1日
休日窓口開設(罹災証明)

■被害状況(令和6年9月17日時点)
人的被害：救急搬送3件(いずれも軽症)
住宅被害：半壊4件、準半壊6件、一部損壊100件、床下浸水3件
農業被害：農業用ハウスの倒壊4件、一部損壊1件ほか農作物の損傷、農地のり面崩れなど
道路被害：市道の倒木、路肩崩壊など約30カ所ほか林道の崩土や公園の倒木など多数
学校施設：市内小・中学校でガラス破損など約10カ所