■こどもまんなか社会を目指して
~初の「こども若者市政報告会」を開催~
令和5年4月に「こども基本法」が施行されました。この理念は「こどもまんなか社会」の実現を目指し、こどもと若者が意見を表明する機会や、多様な社会的活動に参画する機会を確保し、こどもたちの意見が尊重され、優先して考慮されることであります。本市においても、こどもたちの意見を広く聴き、それを反映させるためにこどもたちと直接意見交換したり、政策について話し合い、本音で意見を言える場を作りたいと考えました。
そこで、市長による「こども若者市政報告会」を10月31日に開催しました。市内の小学6年生・中学2年生・高校1年生を対象に、私が市の政策を分かりやすく説明した動画を事前に視聴してもらい、一人ひとりから感想や意見をいただきました。それらの全てを読ませていただき、こどもたちもきちんと未来を考えているなとうれしく思いました。
そしてオンラインでの「こども若者市政報告会」当日にも、こどもたちの手が次々と挙がり、いろいろな質問が出されました。時間の許す限り、私は一つひとつ丁寧に回答させていただきました。こどもたちもうなずきながらしっかりと聞いてくれて、最後には皆さんから「市長、ありがとう」と言っていただき、ありがたい報告会となりました。
今回の取り組みを通じて、こどもたちがふるさと西都の現状を知り、自分なりの意見を述べる、そしてその声を市政に反映することで、すばらしい「こどもまんなか社会」の構築を目指していこうと思います。
橋田 和実
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