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自治体の皆さまへ

西都で『米良の神楽まつり』が開催

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宮崎県西都市

6つの神楽が一堂に会する貴重な機会となりました

令和5年3月22日、昭和52年5月17日に県内初の重要無形民俗文化財として国に指定された「米良(銀鏡)神楽」に、平成29年3月3日に国選択無形民俗文化財となった「米良山の神楽(本市の尾八重神楽、木城町の中之又神楽、西米良村の村所神楽・小川神楽・越野尾神楽)」が加わり、新たに「米良の神楽」として指定名称の変更と構成団体の追加が行われました。
これを祝し、昨年、西米良村で「米良の神楽」国指定神楽祭りが開催されました。
これまで米良地域に伝わる神楽が一堂に会すことはほとんどなく、各保存会や関係機関の皆さまから、このような機会を継続していくことが関係団体の連携強化、継承機運の醸成、後継者育成に繋がるのではとのご意見をいただき、本市・木城町・西米良村の3自治体持ち回りで「米良の神楽まつり」を開催することとなりました。
今年は本市での開催となり、11月9日に市民会館にて開催しました。当日は、県内外から約550人の方々にお越しいただき、大変ご好評をいただきました。
今回も6つの神楽保存会からそれぞれ一演目ずつご披露いただくこととなり、まず罪穢(けが)れを払い除き、清浄にする「修祓(しゅばつ)」から斎行されました。銀鏡神社の上米良久通(かんめらひさみち)宮司による祝詞(のりと)奏上(そうじょう)、西都市長と米良の神楽連絡協議会の濵砂武久(はますなたけひさ)会長より玉串奉奠(ほうてん)が行われました。これに続き、中之又神楽保存会が「奉賛舞(ほうさんまい)」、尾八重神楽保存会が「地割(じわり)」、銀鏡神楽保存会が「鵜戸神楽(うどかぐら)・鵜戸鬼神舞(きじんまい)」、小川神楽保存会が「カンスイ」、村所神楽保存会が「手力男命(たぢからおのみこと)」、越野尾神楽保存会が「成就神楽(じょうぜかぐら)」を披露しました。
市では「さいと学」の一環として西都の伝統文化の学びに取り組んでおり、当日は市内の小学5・6年生約200人にも観覧していただきました。子どもたちには、少し難しい内容だったかもしれませんが、米良地域に古くから伝わる伝統文化財をより間近で堪能できるよい機会となりました。

■米良の神楽
銀鏡神楽(西都市)
尾八重神楽(西都市)
中之又神楽(木城町)
村所神楽(西米良村)
小川神楽(西米良村)
越野尾神楽(西米良村)

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