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自治体の皆さまへ

市長コラム vol.32

10/22

宮崎県西都市

■安全・安心なまちづくり

今年の元日夕方、能登半島で震度7という巨大地震が発生しました。家屋の倒壊、土砂崩れ、道路の崩壊、火災そして大津波により、半島全域が大惨事に見舞われました。
穏やかに迎えたはずの正月が一変し、悲惨な状況となりました。200人を超す人々が亡くなられ、3万人を超える人々が避難を余儀なくされています。珠洲市の市長が被災直後にニュースで言っておられた「我が市は壊滅状態です」という言葉が忘れられません。
自然災害はいつどこで発生するか分からず、地震や津波の恐ろしさを強烈に実感させられました。
さらに、震災翌日の夕方、羽田空港C滑走路で災害支援物資を運んでいた海上保安庁の航空機と日本航空の旅客機が衝突、炎上する事故があり、航空機の乗員5人が亡くなられました。誠に痛ましい事故でした。
震災については、現在も復旧作業が続けられています。この場をお借りして被災された皆さまに心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。なお、震災後に本市と関係のある石川県小松市と新潟県燕市に連絡を取ったところ、個別での支援の要望などはありませんでした。ただ、支援の要望があれば、いつでも対応できるようにしており、我々もできる限りの復興支援に努めなければなりません。
宮崎県も30年以内に70%~80%の確率で南海トラフ大地震が発生すると予想されています。したがって、台風や豪雨災害への対応と併せて危機管理には万全の体制で臨まなければなりません。そのことを新春賀詞交歓会と消防出初式にて皆さまに申し上げました。
また、安全・安心なまちづくりのためには、地域安全、交通安全、そして救急医療にも力を注がなければなりません。本年も市民一丸となって、安全・安心で抜群に住みやすいまちづくりに取り組んでまいりましょう。

橋田 和実

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