■診療体制や近況などについて
理事長兼院長 長田直人(ながたなおと)
当センターの常勤医であった脳神経外科医と内科医が不在となり、現在は整形外科医2人と麻酔科医である私で患者さんを診ています。令和2年度以降、年間新規入院患者が平成30年度の1300人から一気に半減しています。
コロナ感染患者については、現在も継続して受け入れています。今後も本市や近隣の医療施設と連携し、医療機関としての責務を果たしていきます。
利用者のニーズに対応するため、令和5年12月から夜間急病センターの診療時間を1時間繰り上げ、午後6時~10時に変更しています。
令和6年4月には循環器内科の常勤医師1人が着任し、内科疾患全般を診療する予定です。さらに、放射線科の非常勤医師1人を健康診断の医療業務に加え、健診のシステムを見直していきます。
脳神経外科疾患に対応できなくなり早4年が経ちましたが、患者さんにとって安全で安心できる医療を提供するため、新たな医師の確保に努めていきます。
病院の建物も築43年が経過し、老朽化が進んでいます。同センターの目標である救急患者の入院治療の充実と、災害に対応できる地域災害拠点病院としての役割を果たしていくためには、医師を確保し経営を安定させた上で新病院の建設が必要です。
問い合わせ:西都児湯医療センター
【電話】42-1113
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