地域おこし協力隊(社会教育課所属)
猪木 茂和(いぎしげかず)さん
就任以来、この一年半の間、社会教育課文化財係の一員として取り組んでまいりました「都於郡歴史館」が、いよいよ6月2日に開館します。本施設は、都於郡城跡、伊東マンショおよびナウマンゾウの展示をはじめ、「西都市のみどころ」や「企画展示コーナー」なども備えています。本市の歴史に触れていただき、社会教育や地域活性化の拠点として、皆さまに末永く愛されることを願っています。
さて、今回は自主企画業務の竹事業について紹介いたします。本市は、県内でも竹林面積の広い自治体ですので、竹林整備を通じて竹粉や竹炭づくりなどを行ない、地域資源としての「タケ」を有効活用すべく、取り組んでいます。竹林整備は、放置竹林問題の解消や防災対策に繋がるとともに、竹粉などを土壌改良剤や飼料添加物として利活用することにより、本市の農林畜産業への寄与も期待できます。
また、竹灯籠(たけどうろう)づくりを実施する一方、昨年の都於郡城址まつりでは、竹のゲートや標柱を設置させていただき、皆さまにご関心をお寄せいただきました。
この春以降は、純国産のメンマづくりや竹を使ったアクティビティを企画し、より広く親しまれるようにしたいと思います。少しでも興味をお持ちいただきましたら、お気軽にご連絡ください。
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