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自治体の皆さまへ

市長コラム vol.38

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宮崎県西都市

■台風シーズンを迎えて

今年も台風シーズンがやってきました。
本市では、平成17年と令和4年の台風14号で甚大な被害が生じました。このような被害を減らすため、現在、国や県に対して河川の堤防補強や河道の堆積土砂の除去を要望し、実施していただいております。
また、山間部での線状降水帯などの大雨に対処するため、県や九州電力がダムの事前放流を行っておりますが、その際、さらに水位を下げていただくよう要請を行い、対応していただきました。
さらに、樋門の管理も重要です。現在、県が管理する樋門の開閉業務は市が受託し、消防団に操作をお願いしています。暴風雨の中で業務を行う消防団員の安全確保を強く要望したところ、堀ノ内川樋門については今年度中にオートゲート化が完了する予定で、今後は特に重要な樋門(桜川、鳥子第一、古川など)のオートゲート化も進めていくとのことです。
一方、内水氾濫による浸水被害を防ぐために、ため池管理者に事前放流をお願いしているほか、市建設課でも稚児ヶ池の事前放流を実施しております。さらに、ポンプアップ施設の設置を国、県に要望していきます。
以上のように、災害時の浸水被害を少しでも減らすために、これからも総合的な流域治水対策に取り組んでまいります。
最後に、市民の皆さんにお願いがあります。避難情報については、防災無線、市公式LINE、防災メールなどで発信しております。もし避難することになった場合は、まず「自分の身は自分で守る」自助の考えを念頭に、さらに共助の精神で隣近所の助け合いをお願いいたします。市として、これからも防災・減災そして危機管理に万全を期してまいりますので、皆さんのご協力とご支援をよろしくお願いいたします。橋田和実

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