市内では、重大な事故に直結する悪質な飲酒運転が後を絶ちません。一人一人が自分の立場でできることを見つけ、飲酒運転を根絶しましょう。
■都城警察署管内の現状
令和4年の都城警察署管内の飲酒運転検挙者数は74人で、県内最多を記録しました。
警察による取り締まりは公共の安全と秩序を維持するためのもので、検挙が目的ではありません。「見つからなければいい」、「事故を起こさなければいい」ではなく、飲酒運転は法律違反(=犯罪行為)であることを肝に銘じましょう。
■計り知れない飲酒運転の代償
飲酒運転は、他人に危害を加える可能性の高い悪質な犯罪行為です。県内では、令和3年2月に日南市で飲酒運転の車に追突された軽乗用車が対向車線に押し出され、運転していた保育士の女性がトラックと衝突して亡くなるという痛ましい事故が発生しています。飲酒運転による交通事故は市内でも毎月発生していて、その中には運転者自身が亡くなる事故もあります。決して他人事ではありません。
■市の取り組み
関係機関と連携し、「飲酒運転をしない、させない、許さない」環境の醸成を図っています。
・飲酒運転の通報に関する協定
宮崎県タクシー協会都城支部と都城警察署との間で協定を締結し、タクシーに監視役となってもらう取り組みを行っています。
・飲酒運転根絶宣言事業所の認定
飲酒運転根絶に取り組むことを宣言した事業所を「飲酒運転根絶宣言事業所」として市が認定しています。
問い合わせ:総務課
【電話】23‒7183
<この記事についてアンケートにご協力ください。>