都城をけん引する企業を紹介「企業の力」vol.40

24／36

■ユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社　九州工場
ユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社は、大手電機メーカーの基板外注先として、昭和43年に神奈川県川崎市で創業しました。現在では国内外に生産拠点を置き、EMS(電子機器受託製造)事業を展開。私たちの暮らしに身近な、自動車やプリンターなどの製品に欠かせない電子回路基板の実装や電子機器の組立を主に行っています。
本市にある工場には、現在232人が勤務。同社が創業時から大切にしている「感謝」の姿勢が根付く企業風土の中で、心をこめて製品づくりに取り組んでいます。「従業員間のコミュニケーションが活発で、働きやすい職場」と語るのは、田中克一日本生産本部本部長。これまで、設計・品質保証・生産の各部門に所属し、同社のものづくりに向き合ってきました。田中本部長は「自分の設計した製品が店頭に並ぶ喜びや、当社を支える生産現場に携わる責任感。さまざまな視点でやりがいを感じてきました」と力を込めます。
昨年度、10年ぶりに新卒採用を再開し、今後は若い世代への技術継承にも力を入れる同社。「グループ全体において、日本生産本部が品質ダントツナンバーワンの工場となるよう、従業員一丸となって取り組んでいます」と語る田中本部長の瞳には、日本のものづくり品質を世界に発信する、揺るぎない決意が輝いていました。

ユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社　九州工場
【電話】53-2525