都城をけん引する企業を紹介「企業の力」vol.49

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■株式会社C&Cカンパニー
「王様のレストラン」や「黒髭(ひげ)珈琲」「炭火焼たしろ屋」などの飲食店を幅広く展開する、平成23年創業の株式会社C&Cカンパニー。今年3月には直売所を併設した地鶏やキジの加工場を梅北町にオープンし、製造分野にも事業を拡大しています。
また、同社では、働きやすい職場環境づくりにも注力。従業員の声に耳を傾け、仕事への意欲やワークライフバランスに考慮し、1人1人が働き方を選べるよう柔軟に対応しています。
「全国に知られていない地場産品の魅力を広めていきたい」と話すのは、創業者で代表取締役の下田代祐樹さんです。下田代代表は、大手カフェレストランでエリアマネージャーとして人材育成や新規出店などに携わった経験を活かして独立。「食材の仕入れで生産者と関わる中で、個人農家の担い手不足や、販路拡大に取り組めていない状況を目の当たりにしてきた。生産者が培ってきたノウハウと味を残していく手助けをできないか考えていた」と下田代代表は語ります。加工場で扱う希少なブランド地鶏やキジ肉は、市内の個人生産者などから直接仕入れていて、オンラインや直売所を通して地元のみならず全国へその味を発信しています。
「食の根底を支えるのは一次産業。良いものを未来に残していくための取り組みを通じて、都城の食文化を守っていきたい」と語る下田代代表の瞳の奥には、新たな挑戦への意欲が満ちあふれていました。
・直売所では、鮮度の高いキジ肉・ぶり鶏のタタキや炭火焼などを販売しています

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