都城市立美術館特別展「わたしたちのグッドデザイン」

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今年の特別展はグッドデザイン。デザインをテーマにした特別展は初の試みです。本展ではこれまでの受賞作約200点を紹介。今回は、見どころや関連イベントなどについてお知らせします。

■時代を象徴するデザイン
グッドデザイン賞は、昭和32年に旧通商産業省(現在：経済産業省)が創設。これまで、見た目の美しさだけではなく、使いやすさや独自性も重視して数々の優れたデザインを表彰してきました。家事を楽にした電気釜や、若者に支持されたテーププレーヤなど、各時代を象徴するものばかりです。

■新たなデザインとの出会い
毎年4千点以上の応募があるグッドデザイン賞。「生活用品」や「家電」、「サービス」、「ソフトウエア」など10以上の幅広い区分で審査が行われます。
本展では、電動車いすや分身ロボットを使った就労支援システムなど、これもデザインかと驚くような最新のデザインに出会うことができます。

○本展の見どころ
「さわる・使う・体験コーナー」では、トングやカーペットなどの作品にじかに触れることができます。
また、「都城市立図書館(2018年受賞)」をはじめ県内および南九州の受賞作も展示。身近なグッドデザインを紹介します。
※本展は、一般財団法人自治総合センター(宝くじ)の助成を受けています
・「電気釜　RC-10K」1958年度受賞
・パーソナルモビリティ「WHILL Model A」2015年度大賞
・籐(とう)いす「C-315」1966年度受賞
・分身ロボット「OriHime」2021年度大賞　(C)OryLab Inc.
・テーププレーヤ「WM-2」1981年度受賞
・携帯電話「INFOBAR」2003年度受賞

■特別展の概要
会期：10月26日(土)～12月8日(日)
※月曜日は休館。11月4日(月)は開館、5日(火)休館
開館時間：9時～17時
※入館は16時30分まで。夜間開館実施日(11月1日(金)・30日(土))は20時まで開館(入館は19時30分まで)
費用：一般900円(700円)、高校・大学生500円(300円)、中学生以下無料
※(　)内は前売りや65歳以上、20人以上の団体の割引料金。11月3日(日・文化の日)は無料。11月17日(日・家庭の日)は高校生以下同伴の家族無料

■関連イベント(記念トーク)
日時：11月16日(土)　14時～16時
場所：市立図書館
定員：50人
※申し込み順
内容：山﨑健太郎さん(昨年度大賞「52間の縁側」設計者)、秋元淳さん(日本デザイン振興会)による「出来事としての建築」をテーマとしたトーク
申込み：電話または特別展特設サイトから市立美術館

問い合わせ：市立美術館
【電話】25-1447