市では、今年度、1937人(男性995人、女性942人)が20歳を迎え、1月3日から13日にかけて、市内15地区と都城泉ヶ丘高等学校附属中学校、都城きりしま支援学校、さくら聴覚支援学校で「はたちの集い」が開催されました。今回は、20歳の皆さんの晴れやかな様子を紹介します。
20歳の節目を祝い励ますとともに、社会人としての自覚を促すために開催しているはたちの集い。式典では、対象者自らが各地区の実行委員として企画・運営を行い、地域に定着したものとなっています。
成人年齢が変わっても重要な節目である「20歳」を迎える皆さんは、決意を新たに未来への一歩を踏み出していくことでしょう。お世話になった人たちへの感謝の思いを胸に、夢に向かって羽ばたく皆さんのこれからの活躍に期待します。
■小松原中学校出身 肥田 彪(ひゅう)さん
20歳という人生の節目に、毎日が本当に楽しかった中学時代の友人と5年ぶりに再会できたことをとてもうれしく思います。
これまでわがままを言ってしまったこともありましたが、両親など周りの人たちが時に優しく見守り、時に厳しく叱ってくれたおかげで、今の私があります。現在は、市内の不動産会社に就職。それまでアルバイトの経験もなかった私に、職場の先輩方は敬語の使い方など初歩的なことから丁寧に教えてくださり、社会人として日々成長できています。
これからは、目標に向かって努力を惜しまず、有言実行で周囲から信頼される大人になっていきたいです。
■祝吉中学校出身 中尾萌華さん
地図上に残り人々の生活を支え続けるものづくりに憧れを抱き、現在、都城工業高等専門学校建築学科で勉学に励んでいます。地元に貢献できる仕事に就くことが目標だった私は、4月から市内の建設会社に就職する予定です。
20歳という大きな節目を迎えて、ここまで育ててくれた両親や祖父母、熱心に指導してくださった先生方、苦楽を分かち合ってきた友人など多くの人に囲まれて育ってきたのだと感謝の気持ちでいっぱいです。
今後は、大人として責任を持った行動を取るとともに、多様性が求められる社会で先入観を抱くことなく、さまざまなことに積極的に関わっていきたいです。
■華やかな門出、感謝を胸に
~Photo Report~
※詳細は本紙6~7ページをご覧ください。
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