■都城に存在した競馬場 ~競馬優勝旗~
1894(明治27)年、市内の医師を中心とした愛馬会により蓑原町に競馬場が造られ、20年後の1914(大正3)年に第1回競馬会が開催されました。
その後、競馬場は1930(昭和5)年に早水神社の東側から三股町との境にかけた場所に移転。戦時中の一時的な閉鎖期間を経て、戦後復興のため市が認可を取り、1949(同24)年に市営競馬場として再開させました。
競馬会は春と秋に5、6日間開催し、連日多くの観客でにぎわっていたようですが、1959(同34)年をピークに出走馬が減少。1963(同38)年に廃止となり、現在彼の地には競馬場の面影は残っていません。
都城歴史資料館で開催する企画展(2/6(火)~5/12(日))では、当時の競馬優勝旗を展示するなどして詳しく紹介しています。当時の熱狂に思いを馳(は)せてみませんか。
問い合わせ:文化財課
【電話】23‒9547
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