■都城商工会議所
都城商工会議所は、昭和4年に県内で初めて設立された商工会議所で、現在市内約1800の事業所が加入しています。商工会議所法に基づき設立された地域総合経済団体である商工会議所会員組織を基盤に地域経済の発展のためのさまざまな取り組みを行っています。
地域事業者の経営支援を大きな役割の一つとする同会議所では、社会情勢の変化に即したセミナーなどの開催や、幅広い経営相談に対応できる体制づくりに力を入れています。「最終的に事業の方向性を決定するのは事業者自身だが、決定のための選択肢をいかに提示できるかが重要で、そのために最善を尽くしている」と語るのは、河野(かわの)謙司事務局次長です。前職で税理士事務所に勤めていた河野次長は、困っている事業者と本気で向き合っていきたいという強い思いで20年前に同会議所へ入職。現在は、若い職員の育成にも注力しています。
「コロナ禍では、行政と連携していち早く補助金や給付金の周知を行い、難局を乗り越えることができた。当会議所は、セミナーへの参加や経営相談などを通して継続して利用いただくことでメリットを実感してもらえる。今後も地域事業者にとって“頼りになる〟場所でありたい」と力を込めていました。
都城商工会議所
【電話】23-0001
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