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歴史探訪!

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宮崎県都城市

■黒くてピカピカ、黒曜石!!
マグマの一部が急速に冷え固まってできた火山岩である黒曜石。黒くてピカピカと光っています。ガラス質で硬く、割れると鋭くとがった破片になるため、縄文時代を中心に石器の材料として使われました。
石器を作るには、大きな石を割って手ごろな破片にし、鹿の角などで細かく剥ぎ取るように整形します。その時にできる貝殻が割れた時のような丸く剥がれた痕跡から、研究者はどのように作られたのかを推測します。また、産地によって特徴が異なる黒曜石。遺跡からは、遠方で産出された黒曜石も見つかるため、当時の人々の技術や交流など、さまざまなことを推し量ることもできます。
当時の人々の暮らしをうかがい知ることができる小さな黒曜石の石器。市内の遺跡から見つかった同石器は都城歴史資料館の常設展で展示しています。
※市公式YouTubeでは、石器の作り方を紹介しています

問い合わせ:文化財課
【電話】23‒9547

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