■都城市長 池田宣永(たかひさ)
明けましておめでとうございます。皆様には輝かしい希望に満ちた新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年は、人口減少対策を積極的かつ強力に進めてきた本市にとって、大きな飛躍の年となりました。第1子からの保育料・中学生以下の医療費・妊産婦の健康診査費用の「3つの完全無料化」や、大胆な移住支援策などの取り組みが実を結び、13年ぶりの人口増加を達成。本市は「人口増加のステージ」へと移行しました。この成果は市民の皆様と共に歩んできた結果であり、皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。
今後も引き続き「未来への投資」を進め、子どもを生み育てやすい環境づくりに尽力してまいります。
また、市の発展に大きく寄与する「デジタル・スポーツ・対外的PR」の推進にも積極的に取り組んでおり、デジタルの分野では「書かないワンストップ窓口」の導入や日本DX大賞2年連続受賞など、全国に先駆けた取り組みを高く評価いただきました。今後もデジタル化の恩恵を市民の皆様へお届けすべく、デジタル技術を活用した市民サービスの向上と行政の効率化を進めてまいります。
さらに、4月にリニューアルした関之尾公園に「スノーピーク都城キャンプフィールド」がオープンし、市内外から多くの方にご来場いただいています。豊かな自然と魅力的な施設が融合した本施設は、本市の新たな観光拠点として大きな期待が寄せられており、交流人口のさらなる増加にも寄与するものと確信しております。
さて、本年は、都城志布志道路の全線開通が目前に迫り、本市の南九州の物流拠点都市としての機能がますます強化されるとともに、防災・経済・医療の面でも圏域の大きな力となることが期待されています。また、令和9年に本県で開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会のメイン会場となる山之口運動公園や、プロ野球キャンプに向けた都城運動公園の整備を確実に進めるとともに、プロスポーツチームなどのキャンプ誘致にもさらに力を入れ、スポーツを通じた地域経済の活性化を図ってまいります。
私としましては、こうしたさまざまな取り組みをしっかりと前に進めながら『市民の皆様の幸福と市の発展』のため、引き続き〝本気で挑戦〟してまいりますので、皆様のより一層のご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、幸多き一年でありますことを心からご祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。
■都城市議会議長 神脇清照
明けましておめでとうございます。皆様には希望に満ちた新春をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。また、日ごろから、議会活動に対しまして、温かいご支援とご協力を賜り、心から厚くお礼申し上げます。
本年も都城市議会は、市民の皆様からの負託に誠心誠意、お応えしていく所存です。
さて、本年は、長年待ち望まれていた都城志布志道路がいよいよ全線開通とのことで、都城圏域の発展に大きく寄与するとともに、この新しい道路を活用し、防災・経済・医療をはじめさまざまな分野で、さらなる飛躍的な効果が期待されます。
また、昨年は、リニューアルした関之尾公園内に「スノーピーク都城キャンプフィールド」がオープンし、自然豊かな本市の魅力を広く発信する新たな機会を得ました。観光振興と地域経済の活性化に向けて、この施設が市内外の方々に最大限に利用されることを望みます。
一方、私たちは常に災害への備えを怠ってはなりません。昨年8月、本市でも震度5強の地震が発生し、初めて南海トラフ地震臨時情報が発表されました。今後も大規模災害発生の可能性を常に見据え、防災・減災対策の強化に取り組んでいくとともに、共助に向け、市民の皆様とともに地域の絆を結集してまいりましょう。
さらに、多様性のある社会への対応も重要な課題です。年齢や性別、国籍、障がいの有無に関わらず、全ての市民が安心して暮らせる共生社会の実現に向けて尽力いたします。私ども市議会は、これらをはじめ、市のあらゆる課題の抽出と解決に向けた提言づくりのため、昨年4月に立ち上げました政策提言協議会での議論を通じて、より良い政策立案と実行に努めてまいります。
そして、このような取り組みを通じて、本市の明るい未来を信じ、市民の皆様に寄り添い、より身近で分かりやすく、開かれた議会の実現を目指してまいります。ぜひ、さまざまな機会に市民の皆様からのご意見や、ご要望などをお聞かせいただければ幸いに存じます。
今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様にとりまして、本年が幸多く実りある飛躍の年となりますようお祈り申し上げまして、新年のあいさつといたします。
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