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たかなべの農業

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宮崎県高鍋町

~日々の食を支える農業について~

1.たかなべで作られている農畜産物
■農産物作付面積
第1位 水稲 220ha
第2位 かんしょ 150ha
第3位 キャベツ 107ha
このほか、はくさい、茶、だいこん、にんじん、キュウリ、トマトも多く栽培されています。
*2020年農林業センサスによる令和2年2月1日前1年間の値

■畜産物の産出額
第1位 肉用牛 30億6千万円
第2位 鶏 13億8千万円
第3位 豚 12億1千万円
*令和3年市町村別農業産出額(推計)による

2.未来を担う農業者の育成
■高鍋町魅力ある農業教育推進事業
高鍋農業高校の高農ブランドを活用し、地元農家・商工業者と連携。これにより、児湯の地域振興に繋げるとともに、「経営」を強く意識した学生の育成により、宮崎の発展を担う人材の育成を行っています。
また、これまで高校内で完結していた各種取組を地元と連携して行うことで、新たな特産品や商品の開発につなげ、地元産業の底上げを目指していきます。

■これまでの取り組み
〔令和3年度〕
◇キャリア教育学習
高鍋西中学校2年生を対象とした高鍋農業高校での体験学習と見学を実施しました。
◇新商品開発
高鍋農業高校の園芸科学科、食品科学科、フードビジネス科それぞれで地元の加工業者やベーカリー、農家と連携したみかんジュース、ピザ、米粉菓子の製造を通じて、経営、製造、販売に関する学習を行いました。

〔令和4年度〕
◇キャリア教育学習
高鍋東中学校1年生を対象とした高鍋農業高校での体験学習と見学を実施しました。
◇新商品開発
食品科学科では、昨年度から開発が続くピザの試作、試食会の開催による食味アンケート等を実施。フードビジネス科では、米粉を使用した新商品の開発・製造として、バームクーヘンやマドレーヌ、ビスケット等を開発しました。

3.有機農業に関する取り組み
「農業の持続可能性や新しい魅力を生み出す」
■有機農業の定義
・化学的に合成された肥料および農薬を使用しない
・遺伝子組換え技術を利用しない
・農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減するこのような農業生産の方法を用いて行われる農業です。

■高鍋・木城オーガニックビレッジ宣言
鍋町は、町の中心を流れる一級河川「小丸川」に根差したまちづくりとして、隣接する木城町と連携し、オーガニックビレッジ宣言を行いました。
有機農業を推進し持続可能な町をつくるため、生産者を増やすほか、学校給食の有機化などに取り組んでいきます。

■オーガニックビレッジとは?
国の「みどりの食料システム戦略」を踏まえ、生産から消費まで地域ぐるみで有機農業に取り組む市町村のこと。
国内で令和5年7月時点で51自治体が宣言していますが、広域の連携は、全国でも高鍋町と木城町のみとなっています。

■高鍋の農畜産物をより多くの人へ!
高鍋町農業推進アドバイザーに田村 武文さんを委嘱
8月1日付で、町は県内において食品スーパー「Foodaly(フーデリー)」を運営する株式会社ハツトリーの会長、田村武文さんを高鍋町農業推進アドバイザーとして委嘱しました。
今後、町内で生産された農産物等の産品の販路開拓、生産・流通・消費を含めた農業政策に関する総合的な意見交換や助言・提言を、町や生産者、関係機関と連携して行っていただきます。

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