高鍋町議会
議長 永友 良和
新年、明けましておめでとうございます。
高鍋町議会を代表しまして、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
町民の皆さまにおかれましては、新たな抱負を胸に新年をお迎えのこととお慶びを申し上げます。また、平素より町議会に対し、温かいご理解とご協力を賜り、議員一同心より御礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、ラグビー日本代表やWBC日本代表のキャンプが本県で行われスポーツランドみやざきとして大変なにぎわいを見せました。特にWBC日本代表のキャンプは大変な盛り上がりを見せ、試合でも「世界一」と日本中を歓喜と感動の渦に巻き込みました。
本町におきましても、新型コロナウイルス感染症が5月から5類に移行し、7月の荒神さんや10月の灯籠まつりが盛大に行われるなど、今までの活気が戻ってきたように思います。
また、昨年9月に本町で行われた歴史シンポジウムでは、秋月三名君の功績が取り上げられ、第七代高鍋藩主秋月種茂公、弟で山形県の第九代米沢藩主の上杉鷹山公、そして種茂公の次男で福岡県の第八代秋月藩主になった黒田長舒公、この3人が同じ時代(1770年代)にそれぞれの藩で、3人目の子どもができたところには米を支給するなどの児童手当を同時に行っていたことに感動させられました。
このようなすばらしい先人達を輩出した高鍋だからこそ、孤児の父と言われる石井十次先生も生まれたのだと、私自身何か誇らしいような喜ばしいような気持ちになりました。今は、全国どこの自治体でも少子化や人口減少などの大きな課題にぶつかっています。これは本町においても同様で、現在の人口は19,216人(令和6年1月1日現在)にまで減少しています。
だからこそ、これからの高鍋町を担う子ども達の人材育成に町民みんなで取り組んでいかなければと強く感じました。
キャリア教育支援センター等も活用しながら、子ども達にいろんな話をしたり、体験をしてもらったりする場が、これからどんどん増えていけば人材育成に繋がっていくのではないでしょうか。私たち町議会も子ども達の人材育成に向けた様々な提案をしていけたらと考えています。
どうか町民の皆さまのご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
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