2月23日、児湯学友団コンソーシアム協議会が主催する合同イングリッシュキャンプが開催されました。
イベントでは、児湯郡内の中学生が、県内から集まったALTおよび高鍋高校と高鍋農業高校から参加した高校生サポーターと共に班に分かれ、児湯5町と西都市についてのディベートを行いました。各班は担当するそれぞれの市町のアピールポイントを伝えるポスターを制作・発表し、英語での表現力と児湯郡や西都市、海外の魅力について交流の中で学びました。
参加した富田中学校2年生の鶴田絆さんは、「将来的に英語力が必要になるからと両親にすすめられて参加しました。英語で発表するのは大変だったけど、全部楽しかった」と話してくれました。また、高校生サポーターとして参加した高鍋高校1年生の山口春花さんは、「短い時間の中で、初対面の中学生の意見をまとめて英語でどう説明するか急いで考えるのは難しかったが、とても楽しく良い経験になった」と笑顔を見せていました。
1月18日・19日に、第7回和牛甲子園が開催され、高鍋農業高校が取組評価部門と枝肉評価部門の両部門で、最優秀、優秀に次ぐ優良賞を受賞しました。同大会における入賞は県勢初の快挙です。
和牛甲子園とは、JA全農が主催する全国で畜産を学ぶ高校生が、日頃の和牛飼育の取り組みを発表し、その成果としての枝肉の肉質を競い合う大会で、今回の大会は、史上最多となる全国25道府県から、取組評価部門41校、枝肉評価部門59頭のエントリーがありました。
本大会3回目の挑戦となる同校は、地域未利用資源の活用として、県内でエノキダケを栽培する株式会社加藤えのきと協力し、米ぬかやふすまが原料となっているエノキダケの菌床を利用する取り組みを発表。乾燥させた菌床とのこくずを混合し、敷料に使用した飼育方法が、牛にとってストレスフリーな環境を作れるだけでなく、コスト削減やSDGsに繋がるという研究成果を伝え、その飼育方法を実践した牛を枝肉評価部門へ出品していました。
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