【地域で認知症の方を支えるために】
高齢化が進む今、認知症は家庭だけではなく地域、そして自分のこととして考えなければいけない問題です。
認知症になってもいきいきと生活できる住みやすい町を作るためには、家族や近所の人だけでなく、地域の人々が認知症への理解を深めることが重要です。日常生活に関わる人々の正しい理解と協力は、認知症の方が安心して自分らしい生活を続けるための大きな支えとなります。
■認知症の方への接し方の心得3つの「ない」
「驚かせない・急がせない・自尊心を傷つけない」
認知症の方は自覚症状がないと思われがちですが、多くの場合、最初に症状に気がつくのは本人です。本人が感じている不安に寄り添い、尊重するように接しましょう。
■困っている方を見かけたら?
□まずは見守る
□余裕を持って対応する
□声をかけるときは1人で
□後ろから声をかけない
□相手の目線に合わせてやさしい口調で
□おだやかにはっきりとした滑舌で
□相手の言葉に耳を傾けてゆっくりと
■知る・ふれあう
○オレンジカフェ(認知症カフェ)
認知症の方やご家族に限らず、どなたでも参加でき、地域の方や専門職と一緒にお茶を飲みながら交流できる場です。
現在、高鍋町内では3か所で開催されています。
○認知症サポーター養成講座
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を養成しています。
■認知症について学べるイベントも開催!
11月9日(土)
認知症の人と地域の人が皆で「認知症」について考えながら歩くウォークラリーです。
お問い合わせ:高鍋町社会福祉協議会
【電話】22-4076
○やさしい図書館
町立高鍋図書館に認知症月間にあわせた本が並びます。
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