~高鍋のさまざまな出来事をご紹介します~
■甘くておいしい 有機栽培のさつまいも
10月から11月にかけて、高鍋町環境保全型農業推進協議会と町内の農家が協力して有機栽培で育てたさつまいもが、町内の小学校や保育施設で子どもたちに提供されました。
町立わかば保育園では、ふかして輪切りにしたさつまいもを園児たちがホットプレートでバター焼きにして、おやつとして楽しみました。自分で焼いたさつまいもを食べた園児たちは、「甘い!」「おいしい!」と笑顔を浮かべながら頬張っていました。
■地域の大人から多様な生き方を学ぶ
11月7日、高鍋西中学校で対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が開催されました。このプログラムは、中学生が講師として協力する地域の大人とお互いの人生を語り合いながら、自分の将来について考えることを目的としています。
講師たちは、グラフや紙芝居を使いながらこれまでの人生経験を説明。生徒たちは時折質問や相談を交えながら、熱心に耳を傾けていました。
この取り組みは、12月には高鍋東中学校でも実施されました。
■私の灯籠はどこかな 灯籠点灯式開催
11月30日、舞鶴公園で灯籠点灯式が行われました。このイベントは、10月に開催中止となった「高鍋城灯籠まつり」の代替イベントとして企画されたものです。公園内には、竹灯籠や町内の子どもたちが飾りつけた紙灯籠が並べられ、幻想的な光景が広がりました。
来場者は、自分が描いた灯籠を探したり、階段に設置された小さな竹灯籠で作られた“天の川”を前に記念撮影をしたりと、晩秋の夜に灯る美しい灯りを楽しんでいました。
■高鍋町で農泊を 高鍋高校生がプレゼン
12月4日、高鍋高校生活文化科の生徒4人が、町長や高鍋町農泊推進アドバイザーの石川史子さんらを前に、町での農泊プランを提案しました。
プランは、農家や農業総合研修センターでの農業体験の他、町の魅力を盛り込んだ内容でした。発表を聞いた石川さんからは、「町独自の強みとして、餃子を取り入れたら面白い」といったアドバイスがありました。
■冬の図書館の楽しみ クリスマスコンサート
12月7日、柿原政一郎記念高鍋図書館でクリスマスコンサートが開催されました。
図書館の庭園を会場としたこのコンサートには、合唱やフルート、ピアノ、ギター、ヴァイオリンの演奏、さらに絵本の読み聞かせやマジックショー、イルミネーション点灯式など、多彩なプログラムが行われ、訪れた人々は、美しい音楽に耳を傾けながら、クリスマスの雰囲気をゆっくりと堪能していました。
■子育て応援の心 図書カード寄贈
12月13日、高鍋商工会議所女性会が石井記念明倫保育園に図書カードを寄贈しました。同会は創立50周年記念事業の一環として、町内の保育施設に図書カードを贈り、子育てを応援する取り組みを続けています。今年は、石井記念明倫保育園となでしこ保育園が対象となりました。
寄贈式で、同会会長の米田礼子さんは「これでたくさん本を読んでください」と、図書カードを受け取った園児たちに温かく語りかけました。
■温泉を楽しんで 小学生へ招待券贈呈
12月20日、高鍋温泉めいりんの湯が、町内の小学校2校の全校児童に温泉無料招待券を贈呈しました。これは、町内の小学生に地域資源を活用した商業施設があることを知ってもらおうと、めいりんの湯が企画したものです。
めいりんの湯は、平成3年にオープンした温泉施設で、2020年には完全掛け流し式に改装されました。また、産直コーナーやレストランも併設され、地域に密着した交流の場として広く親しまれています。
■地元のお米を食べよう 竹飯ごうで炊飯体験
12月22日、蚊口海浜公園で高鍋町みどりの少年団が竹飯ごうを使った炊飯体験を行いました。講師として、高鍋町地域力創造アドバイザーであるLOCAL BAMBOO株式会社の江原太郎さんを迎え、米は四季彩のむらで子どもたちが収穫したものを使用しました。
子どもたちは、竹を割って飯ごうと箸を作るところから挑戦し、竹飯ごうで炊いたご飯を味わいました。
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