◎高鍋町二ノ丸文教歴史館のロゴ(本紙PDF版8ページ参照)。赤は国を、黒は人を表しており、国と人とを大切にする名君や先賢がいたという高鍋の哲学を、赤と黒の2色で表現しています。
高鍋町の文化財や歴史的資料を収蔵・展示する高鍋町歴史総合資料館が、愛称を『二ノ丸文教歴史館』として、令和6年12月21日にリニューアルオープンしました。
リニューアルにあたっては、地域活性化やブランドデザインにおける豊富な実績を持ち、高鍋町地域力創造アドバイザーでもある株式会社トモダチの梶友宏さんが企画・デザインを担当。“人づくり、国づくり”をテーマに、先賢が築いた知恵や文化を物語から学べる空間が創り出されました。
藩の象徴でもあった高鍋城・二の丸の跡地に位置し、城下町としての歴史や人づくりの志を、未来の地域づくりに繋げる拠点として生まれ変わった二ノ丸文教歴史館へ、ぜひお越しください。
■1階 高鍋の歴史を資料から知る
・参勤交代に使われていた駕籠が正面に配置。高鍋が城下町であったことを象徴しています。
・原始・古代から高鍋藩政時代、そして幕末・明治を経て近代までの高鍋を歴史資料から学べる構成に。
■2階 高鍋の歴史を物語で学ぶ
・リニューアル前に寄贈された民俗資料が並べられていた2階展示室は、絵巻物のように高鍋藩草創期から近代までの人づくりの歴史を物語で学べる空間になりました。
・高鍋藩の名君・秋月種茂公の政策を、現代のSDGs(持続可能な開発目標)で表現。歴史から未来をつくるヒントを得ることができます。
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