《ほほえみナビ》今回のテーマ「カーボンニュートラル」

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■一人ひとりのできることの積み重ねが、大きな力になっていきます。

ファインネクス株式会社
代表取締役社長　松田(まつだ)竜彦(たつひこ)さん(中央)とプロジェクトメンバーの皆さん
(上段左から)若林(わかばやし)元(はじめ)さん、好田(よしだ)光(みつ)広(ひろ)さん、浦田(うらだ)道(みち)昭(あき)さん
(下段左から)大井(おおい)隆嗣(たかつぐ)さん、富田(とみた)真(しん)輔(すけ)さん

■地域全体で、自然とよりそう、持続可能な暮らしをめざします。

YKK不動産株式会社
取締役　八木(やぎ)繁和(しげかず)さん(左)
I-TOWN開発プロジェクトリーダー　畑(はた)雅(まさ)晶(あき)さん(右)

20年度省エネ大賞を受賞したファインネクス株式会社。太陽光発電、地中熱利用ヒートポンプ空調の導入やLED化など、全社一丸で取り組んだ結果、電力費は30%改善。プロジェクトメンバーは「みんなでLED照明などの取り付けを行うことで省エネ意識が醸成されました」と語ります。21年からはCO2削減に取り組み、エアコンに熱交換を高める部材を取り付けるなど、年間約170トンの削減を達成。「できることは自分たちでやる。これからも全員参加型で進めていきます」とメンバーは話します。
クリーンエネルギーによる自立したまちづくりとして注目を集める、黒部のパッシブタウンとI(アイ)-TOWN(タウン)。YKK不動産株式会社では、県産杉や太陽光発電を導入した脱炭素型のまちづくりや、未来を見据えた植林活動等に取り組んでいます。環境に優しい取組みの原点には、地域の発展を願う想いも。「よい環境づくりは一企業だけでなく、みんなで取り組まなければなりません。未来を見据え、地域一体となった活動をしていきたい」と取締役八木(やぎ)繁和(しげかず)さんやI-TOWN開発リーダー畑(はた)雅(まさ)晶(あき)さんは語ります。
カーボンニュートラルは、地域全体が直面する大きな課題。一緒に考えていきたいですね。

LED照明の取り付けをしている様子
木材を伐採した跡地に植林している様子

「カーボンニュートラル」の県の取組みは本紙中面へ