《特集1》一人ひとり、自分らしく、いきいきと生きるために(1)

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■健康寿命日本一の実現を目指して

県では、県民一人ひとりの平均寿命だけでなく、健康で過ごすことができる期間=健康寿命日本一を目指しています。不健康な期間を減らし、ウェルビーイングな日々を過ごすため、食生活や運動など生活習慣を見直してみませんか?

◆“生活習慣”の見直しは、健康への第一歩!
例年、富山県民の約半数が、がん・心疾患などの生活習慣病で亡くなっています。生活習慣病とは、食生活、運動、喫煙、飲酒等の生活習慣が、発症・進行に関与する病のことですが、日常生活でのちょっとした工夫や改善でリスクを減らすことができます。

○富山県民は生活習慣病になりやすい…!?
《脂質や塩分摂取が多い!》
冷凍食品購入額：全国2位、揚げ物購入額：全国2位
《運動量が少ない!》
日常生活で歩行等の運動を1日1時間以上している人
男性：32.2%(全国45位)、女性：33.4%(全国45位)

《主な死因の構成(富山県)》
生活習慣病　44.8%
・がん　24.7%
・心疾患　13.2%
・脳血管疾患　6.9%
老衰　13.4%
肺炎　4.7%
不慮の事故　3.7%
誤嚥性肺炎　3.5%
その他　29.7%
出典：令和4年厚生労働省人口動態統計

◆今日からできる!生活習慣病を防ぐ工夫
○野菜をもう一皿食べよう!
野菜の摂取量の目標は1日350g以上とされていますが、現状約100g不足しています。野菜は、高血圧予防や免疫力向上など、生活習慣病予防に効果的です。毎日の食事に、あと野菜一皿を心がけましょう!

《100gはこのくらい》
色が濃い野菜ほど栄養価が高い!
トマト(中)半分
きゅうり1本
キャベツ1枚
玉ねぎ(中)半分

外食の際は、
(1)野菜たっぷり
(2)減塩
(3)シニア向けのメニューを提供している「健康寿命日本一応援店」へ!

「健康寿命日本一応援店」について
【HP】https://toyama-kenkogohan.com/

○普段からできるトレーニング
日常生活でも、工夫しだいで手軽にからだを動かすことができます。ちょっとした運動が、健康づくりに繋がるため、積極的に取り入れましょう。
・出勤早歩き運動
・片足立ちエクササイズ
・駐車場遠く止めウォーキング
・階段昇降