産後うつの予防をはじめ子育て世代を支えていきたい。
「企業主導型 両親学級」のみなさん
(後列左)協力企業:トヨタモビリティ富山高岡店 店長 古澤(ふるさわ)克(かつ)行(ゆき)さん
(右)講師:産婦人科医 津田(つだ)竜(たつ)広(ひろ)さん
(前列左)運営:ボディセンス・インスティテュート 高橋(たかはし)由紀(ゆき)さん (右)同 曳田(ひきた)彩(あや)加(か)さん
一般社団法人ボディセンス・インスティテュートでは、妊娠・出産・育児を楽しく学ぶ「企業主導型両親学級」を開催。「子育て不安を解消し、産後うつの予防・児童虐待防止を目的としています。産後うつは防ぐことができるんです」と代表理事の高橋由紀さん。医師や看護師、助産師、栄養士など専門家が講師を務め、企業の協賛により運営されています。「子育て環境の向上のためには、行政の施策だけでなく、企業を含めた社会全体で支えていくという意識が大切だ」と高橋さんは感じています。
企業主導型両親学級の様子
■多胎児を抱える親たちの悩みを分かち合える場に。
「tatai(タタイ) fam(ファム)」のみなさん
(左から)代表 中澤(なかざわ)智恵(ともえ)さん
サポートスタッフファミリー 河口(かわぐち)梨(り)絵(え)さん、由依(ゆい)ちゃん、領(おさむ)さん、芽依(めい)ちゃん
双子や三つ子といった多胎児を持つ親たちの育児ネットワーク「tatai(タタイ) fam(ファム)」。代表の中澤智恵さんは双子を出産し、看護師の自分でさえ多胎児の子育てに関する情報がほとんどないことを痛感し、会を立ち上げました。負担の多い親たちの心を癒す場、情報共有の場として、現在約100組が登録しています。サポートスタッフの河口梨絵さんは「同じ悩みを持つ親同士がお互いを支え合うことができ、ありがたいです」。中澤さんは「サークルの質を高め、皆さんの多胎育児につなげていきたい」と考えています。子育て世代をみんなで支えていきたいですね。
tatai famの集いの様子
より良い子育て環境へ 県の取組みは中面へ
<この記事についてアンケートにご協力ください。>