令和6年度の予算総額は約6,127億円、能登半島地震等への対応を含めた16か月予算では約6,686億円となり、前年度同規模となりました。
県民の暮らしを守るため、震災からの復旧・復興に最優先で取り組みます。
また、成長戦略に基づく取組みを着実に進め、未来へ向けた「人づくり」と「新しい社会経済システム」の構築に向け、子育て環境の充実、女性活躍の推進、公共交通への投資・参画、新産業の創出、DXやカーボンニュートラルの推進、関係人口の創出・拡大などに取り組み、「幸せ人口1000万〜ウェルビーイング先進地域、富山〜」の実現を目指します。
今後とも、若者からお年寄りまで希望に満ちた笑顔があふれる富山県、ワクワクすることがたくさんある富山県、チャンスがあり夢を叶えることができる富山県の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。
◆令和6年度富山県一般会計予算
予算総額:約6,127億円※
※令和5年度11月補正予算(追加提案)、1月補正予算(専決処分)、2月補正予算(専決処分)、2月補正予算(冒頭提案分:2月定例議会に令和6年度当初予算と合わせて提案した分)を含めると約6,686億円
なお、このほか、令和5年度2月補正予算(追加提案)及び令和6年度補正予算を追加計上しています。
○県の支出
教育費 1,091億円(17.8%)
商工・労働費 1,039億円(17.0%)
公債費 913億円(14.9%)
民生・衛生費 897億円(14.7%)
土木費 602億円(9.8%)
農林水産業費 332億円(5.4%)
その他 1,253億円(20.4%)
○県の収入
県税 1,487億円(24.3%)
地方消費税清算金 509億円(8.3%)
地方交付税 1,442億円(23.5%)
国庫支出金 575億円(9.4%)
県債 444億円(7.3%)
その他 1,670億円(27.2%)
○予算用語解説
地方消費税清算金…管内の事業者から各都道府県に一旦納められた地方消費税を、最終的に消費が行われた都道府県の税収となるよう、都道府県間でお互いに清算するお金
地方交付税…すべての地方団体が一定の行政サービスを提供できるよう国が地方に代わって徴収し、一定の合理的な基準によって再配分されるお金
国庫支出金…使い道を決めて、国から支払われるお金
◆4つのポイント
1 震災からの復旧・復興
令和6年能登半島地震からの復旧・復興に最優先で取り組みます。
「県民目線」「現場主義」に立ち、被災者の皆さまの生活と生業(なりわい)の再建、今後の防災・減災対策に取り組みます。
2 「未来づくり」への積極投資
「幸せ人口1000万〜ウェルビーイング先進地域、富山〜」の実現を目指し、未来へ向けた「人づくり」と「新しい社会経済システム」の構築に向けた取組みを重点的に進めます。
3 ウェルビーイング向上効果を意識
すべての部門でウェルビーイング向上効果を意識した施策検討を行いました。
さらに、県独自のウェルビーイング指標を活用した課題解決に向けて、所管部局にとらわれないテーマの事業パッケージを企画・立案しました。
4 既存事業の抜本的な見直し
長年続いている事業について、県民の皆さんや事業者等の声、デジタル技術の進展などを踏まえて、統廃合を含め、抜本的見直しを行いました。
主な事業については本紙中面をご覧ください
※一部の事業は補正予算による計上を含みます
問合せ先:県財政課
【電話】076-444-3167
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