ちおこ通信～入善町地域おこし協力隊(ちおこ)の活動紹介コーナー～53おこ～

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◆陶芸作家の民泊づくり“　観光(かんこう)”の先の“　感幸(かんこう)”へ
地おこ隊員の文絵(ふみえ)さんが、ことし取り組んでいる「民泊づくり」では、日本人はもちろん、訪日外国人観光客の受け入れ準備も進めています。
文絵さんが手掛ける民泊では、外国の人に、「非日常」ならぬ「異日常」体験をしてもらうことが目標の一つ。散歩や買い物、料理をして食事をする、家でくつろぐといった、入善町のありふれた日常にも、魅力はあふれていることを知ってもらいたいと考えています。その準備のうちの一つとして取り組んでいるのが、自身の英語力の向上です。
外国のお客さんをガイドし、深く語り合える英語力を目指して、毎日取り組むのが、英語を聞きながらそれをまねて発音する「シャドーイング」訓練。1分間にどれだけの単語を発音できるかというWPМ(words per minute)と呼ばれる指標で、英語のネイティブスピーカーの平均に近い200～250WPMを目標にしています。
文絵さんは、以前お茶をしに来た海外のお客さんの、「日本らしい家での暮らしはいいね」という言葉で、日々の「当たり前」も、実は魅力的だと再認識。町外や海外の人に、町の魅力を見つけてもらい、楽しんでもらうことが、町民の町への誇りや愛着を深める助けにもなると感じているそう。
「入善の当たり前の幸せを、誇りをもって言葉で表現して、町民もお客さんも幸せを感じられるような、“観光(かんこう)”の先、“感幸(かんこう)”を実現したいですね」と話す文絵さんです。

※お願い
文絵さんは業務の都合で、工房見学や陶芸指導は受け付けていません。
ご理解をお願いします。