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富山県入善町

◆今後も末永い交流を約束
◇フォレストグローブ市の一般市民使節団が来町
町の姉妹都市、米国オレゴン州・フォレストグローブ市からの一般市民使節団が9月28日から10月2日まで町民らとの異文化交流を楽しみました。
同市との交流は、平成元年の姉妹都市提携に始まり35年目。町民や中高生らが相互に訪問しあっています。
一般市民使節団は隔年で来町しており、今回で15回目。今回、町を訪れたのは、マリンダ・ヴェンツル市長を団長とした計13人です。
一行は、町内の家庭にホームステイをしながら町内外の施設を見学。茶道体験をしたり、杉沢の沢スギや海洋深層水活用施設を訪れたりと、日本の文化や町の自然、産業に触れました。
29日には「ウェルカムパーティー」が開催され、使節団とホームステイ先の家族が出席。記念品として、町からはフォトフレームを、フォレストグローブ市からは町合併70周年を記念したメッセージ入りの横断幕と動画を贈り合い、笹島町長とヴェンツル市長が町と市のさらなる交流を約束しました。
本年度は10月28日~11月5日、町からフォレストグローブ市へ中学生使節団を派遣する予定です。

◆町の脱炭素化や観光振興に期待
◇入善洋上風力発電施設が竣工、本格送電を開始
横山地区沖合の入善洋上風力発電施設の竣工式が10月17日、同地内で開かれ、関係者ら約50人が完成を祝いました。
同施設は、海岸から約676メートル~938メートルの3地点に設置した、海面からの高さ152メートル、直径133メートルの風車3基からなり、総事業費は約60億円。3基で1時間につき7495KWの発電が可能で、その年間発電量は一般家庭約3600世帯分の年間使用電力量に相当します。
同事業は、全国で初めての民間資本100%出資による一般海域での洋上風力発電事業。運営はウェンティ・ジャパン(秋田市)、JFEエンジニアリング(東京)、北陸電力(富山市)が出資した入善マリンウィンド合同会社が担います。
式典では、竣工を祝う横山青年会の獅子舞、神事のあと、ウェンティ・ジャパンの佐藤社長、JFEエンジニアリングの大下社長、北陸電力の松田社長、笹島町長、横田副知事らがテープカットしました。
佐藤社長は「設置が実現し、うれしいの一言。設置は地元の皆さんの熱意のおかげ」、笹島町長は「町の脱炭素化や観光振興に繋がる資源と捉え、支えていきたい」と述べました。

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