◆冬場の入浴にご用心
冬は、お風呂での死亡事故が起こりやすくなります。そうした事故の9割は、急な温度変化による「ヒートショック」が原因です。富山県では年間約100人が入浴中に亡くなっており、その内の9割が高齢者です。
◇ヒートショックって何?
気温差で血圧が急激に上下したり、脈拍が早くなったりする症状です。心臓に過度な負担がかかるので、心筋梗塞や脳血管障害などにつながりかねない危険な状態。最悪の場合、急死してしまうおそれがあります。
◇ヒートショックを防ぐポイント
ヒートショックは、少しの心掛けで発生する確率を下げられます。安全で安心な入浴で、寒い冬を乗り切りましょう。
・飲食、飲酒直後の入浴はやめましょう
・浴室と脱衣所を温めておきましょう
・風呂のお湯は41度以下、つかる時間は10分以内に
・かけ湯をしてから入りましょう
・浴槽から出るときはゆっくりと
・入浴前後に水分補給しましょう
・家族に声を掛けてから入浴しましょう
問い合わせ:元気わくわく健康課保健センター
【電話】0765-72-0343
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