◆桃李小学校で「メタバース展覧会」の開催に向けた授業
桃李小学校の5・6年生は10月18日、自分たちで作った絵画や造形作品をインターネット上の仮想空間「メタバース」に展示する「メタバース展覧会」の開催に向けた授業に参加しました。
授業は、富山大学、県、富山市が取り組む「富山ICT・DS※教育支援事業」の一環として開催。県のICTモデル校の指定を受けている桃李小学校が実施先に選ばれました。
授業ではまず、メタバース用のデータ作成に挑戦。5年生が「なったらいいなこんな町~消滅可能性都市にはならないぞ」をテーマに描いた絵画や6年生が「将来の夢」をテーマに作った造形作品を撮影し、加工を施しました。
その後、富山大学のコーディネーターの指導で、メタバース上に作った「桃李小美術館」の受付窓口や内装、屋上の風景をどんなものにしたいかを児童同士で相談し、アイデアを出し合いました。美術館は、11月上旬に児童や保護者、親戚に限定公開される予定です。
授業に参加した野口大護(だいご)くん(5年)は、「5・6年生の個性が上手く表現できるメタバース美術館を作りたい」と意気込みました。
※ICT…インフォメーションandコミュニケ―ションテクノロジー/DS…データサイエンス
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