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ちおこ通信~入善町地域おこし協力隊(ちおこ)の活動紹介コーナー 第57号

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富山県入善町

◆まずは「自助」が重要 防災・防犯を呼びかける

「能登半島地震」発生時、文絵さんは、両親を小松空港に送り、入善に帰って来たころだったそうです。発生後、まずは自身の安全の確保や家族の安否確認を行いつつ、SNSで、有益な防災情報の発信や注意喚起を行いました。
そうした対応を素早くできたのは、出身地の福岡県で2005年に起きた「福岡県西方沖地震」の被災経験があったことが理由の一つ。高いところに重いものを置かない、車に水をストックしておくなど、普段から気をつけているそうです。
文絵さんの住む下今江地区では、今回のような大きな地震に初めて遭遇した人や高齢者が多く、今後が不安、どんな備えが必要かわからないといった声が聞かれました。
そこで、非常持ち出し品を記した手紙と、県外の知人友人、親戚と民泊に泊まられたお客様等の厚意で集まった支援物資を1軒分ずつに仕分け、ご近所を中心に町内外約40戸にお裾分けしました。
文絵さんは「防災の基本は『自分の身は自分で守る、自助』が第一で、その後の共助、協働と続く。また、地層は動いているので、県内で言われる『立山が護っている』という話には根拠がないということ、大災害の後は周辺地域で人災が増えることを知って欲しい。東日本大震災では避難訓練を学んでいた生徒が生き残った事例もあるので、今回の活動が、地域の防災・防犯意識の向上につながれば」と話します。

※お願い
文絵さんは業務の都合で、工房見学や陶芸指導は受け付けていません。ご理解をお願いします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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