■入善町役場の歩み
昭和28年の大合併以来、約70年間にわたり、姿を変えながら町民の皆さんと歩んできた「入善町役場」。3代目となる新庁舎開庁を間近に控え、2代目である現庁舎も、一旦はその役目を終えようとしています。
ここでは、今の町営中央駐車場の場所にあった初代庁舎や、現庁舎の歩みを振り返ります。
◇昭和
・28年10月…入善町・上原村・青木村・飯野村・小摺戸村・新屋村・椚山村・横山村が合併し、新入善町が発足。旧入善町役場を初代庁舎とし、旧7村の役場を支所とした。
・30年4月…機構改革により、支所を廃止し、連絡所に改め、本庁舎に機能を集約した。
・34年1月…野中地区と合併した舟見町が入善町と合併。翌年1月に旧舟見町役場が支所に。
(10th)
・45年7月…役場現庁舎の建設工事がスタート。
・46年4月…役場現庁舎が完成。当時の事業費総額は2億5千万円。
・47年5月…多くの庭石と噴水施設の寄付を受け、役場庁舎前の土地に噴水公園が完成。
(20th)
・49年6月…町出身の米澤滋しげる氏が日本電信電話公社総裁就任10周年を記念し、五ご ようまつ葉松とコブシの苗木三十本を町に寄贈。五葉松は噴水公園に植樹。
(30th)
・58年10月…町合併30周年記念式典で名誉町民に推戴された米澤滋しげる氏が、役場庁舎前に五葉松を植樹。同日・同じ場所で、町民憲章碑の除幕式が行われた。
・61年2月…役場から電波を送り、災害情報を通知する「防災行政無線システム」を運用開始。
・61年5月…現庁舎の隣接地に町民会館がオープン。
◇平成
・3年7月…町出身の洋画家・前田常作氏が制作し、前年の「花の万博」に出展した「花マンダラ塔」が、役場前に移設される。
・5年7月…町民会館から水の小径、町中央公園をつなぐ高登線・運動公園上田線が開通。それに伴い、役場庁舎への乗り入れ口が国道側から庁舎東側に変更された。
・5年9月…町合併40周年、置県110周年を記念して、町出身で富山県分県の功労者である米澤紋三郎(もんざぶろう)氏の像を、役場前広場に建立。
(40th)
・7年12月…役場前広場に、「少女と小犬」のモニュメントと非核平和都市宣言の石碑が建立。役場正面玄関を改修。玄関前の屋根、風除室付き自動ドアを設置した。
(50th)
(60th)
・27年5月…役場1階窓口をリニューアル。
・28年3月…現庁舎の今後のあり方を検討開始。
・29年12月…現庁舎の耐震診断結果を受け、補強や建て替えなど耐震化策の検討に着手。
・30年12月…議会で、建て替えによる耐震化を表明。
◇令和
・元年7月…国道8号拡幅に伴い、「花マンダラ塔」を庁舎東側に移設。
・2年3月…新庁舎を中央公園駐車場の北側敷地に整備することを発表。
・2年6月…新庁舎整備基本構想策定委員会が検討した庁舎整備の基本方針を町に提言。
・4年2月…建設概要とイメージ図、事業費を公表。
・4年6月…新庁舎建設工事に着手。
(70th)
・6年5月…新庁舎を27日に開庁予定。
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