入善町役場新庁舎が竣工「役に立つ場」=「役場」を目指す

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入善町役場新庁舎で5月26日、竣工式が行われ、地元住民や関係団体の代表者、施工事業者ら約170人が完成を祝いました。同日、内覧会も開かれ、約1700人が見学に訪れました。ここでは、当日の様子をお知らせします。

新庁舎の正面玄関前で行われたアトラクションでは、上田獅子舞が「起こし舞」を披露。次に、笹島町長や本田町議会議長、新田八朗(はちろう)富山県知事、上田英俊(えいしゅん)衆議院議員、鍋嶋慎一郎(しんいちろう)県議会議員、上田斉(ひとし)上田地区区長がテープカットを行いました。続けて、歌手の沢田美紀(みき)さんと町内保育所の年長児童による「春夏秋冬入善音頭」が披露されました。
その後、2階大会議室で式典を挙行。笹島町長は「町民の皆様の『役に立つ場』=『役場』として利用され、愛される施設となるよう、職員一丸となって努力したい」と式辞を述べ、本田議長があいさつしました。町からは、土地の提供者や庁舎整備基本構想策定委員長を務めた金沢工業大学名誉教授の森俊偉(としひで)氏、建設工事に取り組んだ事業者に感謝状を贈呈。新田知事や上田衆議院議員が祝辞を述べました。
同日午後、内覧会が開かれ、約1700人が来庁。窓口機能を集約し「ワンフロアサービス」を行える1階部分や、普段は入る機会のない町長室や議場などを見学しました。来庁者第1号の柳澤伸子(のぶこ)さん(一宿・75歳)は「町民の困りごとに寄り添う、心のよりどころになってほしい」と新庁舎への期待を語りました。
新庁舎は翌27日から業務をスタートしました。

◆あたたかいご寄付に感謝します
新庁舎での窓口の運営や災害対策本部の運営に役立てることを目的に、3企業からあたたかいご寄付をいただきました。心から感謝申し上げます。(寄付日順)

◇6月3日(月)
・アイシン新和株式会社(安藤英明(ひであき)取締役社長)…窓口支援システム一式、テレビ2台
・サンエツ運輸株式会社(山下隆志(たかし)取締役社長)…窓口支援システム一式、ベビーラック1台

◇6月6日(木)
・株式会社サンリッツ(藤原一規(かずのり)代表取締役社長)…86インチタッチパネルディスプレイ1台

◆53年間の歴史に幕　旧役場庁舎役場
旧庁舎で5月24日、閉庁式が行われ、職員や町議会議員ら約140人が出席。笹島町長が「この庁舎は、昭和46年に竣工したときから働いた思い出深い場所。長い間ありがとうございました」とあいさつ。池原純一副議長が閉庁のあいさつを述べました。