7月30日~8月3日にかけて、ドイツのスポーツ少年団のみなさんが町を訪れました。ここでは、活動の一部をお知らせします。
7月30日~8月3日まで、ドイツのスポーツ少年団員(以下ドイツ団)ら10人が町を訪れ、町民とスポーツ交流や異文化交流を楽しみました。
この交流は昭和49年に両国の青少年スポーツの発展に寄与する目的で始まった「日独スポーツ少年団同時交流」事業の一環として実施。ドイツ団員や引率指導者ら約100人が12グループに分かれて全国各地で交流しました。
第51回目の交流である今回、富山県での受け入れ先となった入善町にはクラカー・リヒャルト団長と15~22歳の男女9人の計10人が滞在しました。受け入れは、平成10年の第25回以来、約26年ぶりです。
ドイツ団一行は、町内の7家庭でホームステイをしながら町内外を見学。さまざまなスポーツを体験したり、杉沢の沢スギや新屋の「農業組合法人源」の桃園を訪れたりと、日本の文化や町の自然、産業に触れました。
◆ホストファミリーとの交流
30日、うるおい館で歓迎夕食会が開かれ、ドイツ団とホームステイ先の家族が対面。団らんを楽しんだほか、笹島町長とリヒャルト団長は記念品を交換。ドイツ団からは、サプライズで民俗舞踊の「シュー・プラットラーダンス」が披露されました。
◆スポーツ活動
31日には、総合体育館でカローリングを体験。初めは狙ったところにうまく投げられず苦戦していましたが、徐々にコツをつかみ、最後にはホストファミリーとの試合を楽しみました。
8月2日には、武道館で町空手道錬成会の指導のもと、空手を体験しました。礼儀作法に始まり、基本的な構えや突き技、蹴り技を習い、最後には型を披露しました。
その後、県スポーツ少年団リーダー会の中学生と、スポーツを通した健康づくりによる持続可能な社会の実現を目指す方法を議論しました。
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