・院長による「よろず相談会(毎月最終月曜日)」を実施しています!
※予約制
・「骨粗鬆症予防教室(毎月第2水曜日・14:00~)」を実施しています!
場所:診療棟3F会議室
■オーダーメイドの人工膝関節置換術
副院長・整形外科部長 毛利 良彦
人工膝関節置換術は変形性膝関節症、膝の骨壊死、関節リウマチなどが原因で、膝の軟骨がすり減ったり、軟骨の土台の骨が潰れたりして、痛みのために歩行が困難になった方に行う手術です。人工膝関節置換術が世界中でおこなわれるようになって約50年経過しましたが、最近では、人工関節の素材やデザインが進化して、正しく手術が行われれば耐久年数も20年以上期待できることや、ゴルフ、卓球、水泳、ハイキングなどのスポーツ活動も可能な手術となっています。当院ではそれぞれの患者さんの膝の大きさや形にあった最適な人工膝関節を設置するために、患者さんの脚全長のCTスキャン画像から3Dプリンターで患者さんの膝関節の3D模型を作製し、その模型に合わせた骨を切るための手術器械を3Dプリンターでオーダーメイドするシステムを導入しています。手術器械を患者さん専用に作製するため、正確な骨切りが可能となり、迅速に、最適な位置に人工膝関節を設置することが可能となります。その結果、手術による体への負担が少なく、手術時間が短縮され、合併症のリスクが少なくなります。
膝が痛くて歩くのが辛くなってきた方、生涯自分の力で歩いて、生活を楽しみたいという方は、整形外科へご相談ください。
各種問合せ先:射水市民病院
【電話】82-8100【メール】https://hosp.city.imizu.toyama.jp/
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