認知症の人にやさしい射水市へ(その1)

1／50

認知症は誰でもなる可能性のある病気で、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれています。「自分には関係ない」と思わずに、認知症を身近な病気として考えてみませんか。

■令和5年度から認知症高齢者等個人賠償責任保険事業を始めます
認知症の人が偶然の事故で法律上の賠償責任を負った場合(他人に怪我を負わせた、他人の物を壊した、国内で電車等を走行不能にさせた等)、これを補償する保険に市が加入することにより、認知症の人やご家族を支援し、住み慣れた地域での安心な暮らしの実現を目指すものです。
対象者：射水市みまもりあい事業に登録している人のうち、以下すべての要件を満たす人
・射水市の要介護認定または要支援認定を受けており、認定調査または主治医意見書で認知症高齢者の日常生活自立度がIIa以上またはそれに準ずる状態かつ、障害高齢者の日常生活自立度で寝たきりではない
・在宅で生活している(グループホームや軽費老人ホームで生活している方は対象となりません)
・この事業の保険と同種の補償内容の保険、共済等に加入していない
補償内容：補償額の上限…個人賠償1億円
費用：無料(市が負担)
申込方法：「射水市認知症高齢者等個人賠償責任保険事業利用申請書」を地域福祉課へ提出してください。

■みまもりあい事業実施中
スマートフォンの捜索アプリ「みまもりあいアプリ」と「みまもりあいステッカー」を活用し、認知症で行方不明になった方の捜索協力の輪を広げ、大切なご家族を守ります。
対象者：市内に住所を有し、認知症により行方不明になる可能性のある在宅の方
費用：無料(初期費用2,000円と年間利用料3,600円は市が負担)
申込方法：利用申請書を地域福祉課へ提出してください。申請者へ「みまもりあいステッカー」を48枚配布します。衣類や持ち物に貼ることで、行方不明になった時に、発見者から直接連絡を受け取ることができます。

▼スマートフォンの捜索アプリ「みまもりあいアプリ」とは
スマートフォンで利用する無料のアプリです。みまもりあいアプリを通じて、ご家族は高齢者が行方不明になった時、指定された距離圏域にいるみまもり隊(協力者)に対して、個人情報を保護しながら捜索依頼を行います。

○みまもりあいアプリ登録方法
App StoreやGoogle playなどで「みまもりあい」と検索。または、本誌二次元コードからダウンロードを行います
ダウンロード無料　容量が軽いアプリです

○みまもりあいアプリを使った捜索依頼イメージ
(1)捜索依頼
ご家族が高齢者が行方不明になったことに気づいたら、アプリ画面に高齢者の情報を入力し、「捜索依頼」ボタンを押す。
(2)捜索協力
みまもり隊へ捜索依頼情報が届く。
(3)発見
高齢者を発見したみまもり隊(協力者)からご家族へ直接電話がある。(非通知表示)

■認知症ケアパス「認知症あんしんガイドブック」
認知症の進行や状態に合わせて受けられる射水市の医療・介護・福祉サービスなどをまとめたもので、地域包括支援センターおよび市地域福祉課に設置しています。ぜひご活用ください。
※ダウンロードは本誌二次元コードから

■テレビ広報いみず「認知症オレンジちゃんねる」みてね!
隔月で放送し、認知症に関する情報について寸劇などを交えてお伝えしています。バックナンバーは本誌二次元コードからご覧いただけます。

各種申込み・問合せ先：地域福祉課
【電話】51-6625【FAX】51-6657