・院長による「よろず相談会(毎月最終月曜日)」を実施しています!
※予約制
・「骨粗鬆症予防教室(毎月第2水曜日・14:00~)」を実施しています!
場所:診療棟3F会議室
■大腿骨(だいたいこつ)近位部骨折ってどんな骨折?
整形外科医師 河合 燦
転倒や転落が原因で太ももの付け根に痛みが出現し、立つことや歩くことができなくなる骨折です。大腿骨は足の付け根でわん曲しているため、高齢者で骨粗鬆症などがあると折れやすく、寝たきりの原因にもなることから社会問題となっています。
この骨折は大腿骨頚部(けいぶ)骨折(関節内骨折)と大腿骨転子部骨折(関節外骨折)に大きく分かれます。頚部骨折は比較的痛みが軽く、出血は少ないですが、骨がくっつきにくく、また骨がくっついたとしても骨壊死を起こす場合があります。転子部骨折は痛みが強く、出血が多いため、全身状態に影響が出ることが危惧されます。診断は診察所見とレントゲン検査で十分な場合が多いですが、詳しく調べるためにCT検査やMRI検査を行う場合もあります。
治療は、ずれが小さい場合は保存療法(1〜2か月間安静)を選択する場合もありますが、高齢者の場合、全身状態や認知症への影響が心配されるため、多くの場合できるだけ早く手術を行い、リハビリテーションを開始します。手術は頚部骨折でずれが大きい場合は、人工骨頭置換術が選択されることが多いですが、ずれの小さい頚部骨折や大腿骨転子部骨折では骨接合術(骨どうしを金属で固定)が行われます。
■令和6年1月から女性乳腺外来に新しいドクターが加わります!
当院乳腺外来では、富山大学第2外科から新しく派遣される女性ドクターが毎月第1,3,5木曜日の午前(9:00~)に診察を行います。予約が無くても受診できますので、お気軽にお越しください。
◇長澤志保(ながさわしほ)
専門:乳腺科、内分泌外科(甲状腺など)
不安なことなどありましたら、いつでもお気軽にいらしてください。
各種問合せ先:射水市民病院
【電話】82-8100【HP】https://hosp.city.imizu.toyama.jp/
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