■臨床工学技士を知っていますか?
医療機器管理室
臨床工学技士は医療機器の専門医療職です。当院でも、医師・看護師や各種の医療技術者とチームを組んで生命維持装置の操作などを担当しています。
また、医療機器が何時でも安心して使用できるように保守・点検を行い、安全性確保と有効性維持に努めています。臨床工学技士の業務の中から、今回は透析センターでの業務を紹介します。血液浄化業務は、体内に貯まった老廃物などを排泄あるいは代謝する機能が働かなくなった場合に行う治療で血液透析療法、血漿交換療法、血液吸着法などの様々な血液浄化療法があり、臨床工学技士は、穿刺や透析装置の操作を行います。
当院の透析センターでは、血液透析療法の1つであるon-line血液透析濾過療法(オンラインHDF)という治療も行っています。オンラインHDFを実施するメリットとしては、通常の透析治療では取り切れない老廃物を除去できる、透析中の血圧が安定する、透析患者の予後を改善させるなどがあります。ただし、この治療を行うためには、透析液水質基準を遵守することが必須であり水質管理基準の理解と達成・維持が重要となります。
このような透析液の水質管理も臨床工学技士が行っています。私たち臨床工学技士は、これからも地域医療に貢献できるよう取り組んでまいります。
・院長による「個別・医療相談室(毎月最終月曜日)」を実施しています!※予約制
・「骨粗鬆症予防教室(毎月第2水曜日・14:00~)」を実施しています!
場所:診療棟3F会議室
各種問合せ先:【電話】82-8100【HP】https://hosp.city.imizu.toyama.jp/
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