■親知らず、ありませんか?
歯科口腔外科 医長 植木皓介
皆さん、「親知らず」はご存じですか?6歳ごろには奥歯の永久歯(第一大臼歯)が生えてきます。12歳ごろになると、その1つ後ろに永久歯(第二大臼歯)が生えてきます。そして第二大臼歯の1つ後ろにひっそりと埋まって生えてくる歯が親知らず(第三大臼歯)です。
よく「親知らずを抜かないと!」と聞いた事はありませんか?抜かなければならないのでしょうか?現代人は顎が小さい傾向にあり、まっすぐ生えてくることは少なくなりました。真横になった親知らずは、手前の第二大臼歯に悪い影響を与える可能性がとても高いのです。
では悪い影響とはなんでしょうか?それは、「手前の歯を押して、虫歯にしてしまう」「歯が埋まっている骨を溶かしてしまう」「親知らずが虫歯になってしまう」などなど、挙げればキリがありません。横に生えてくる、埋まって生えてくる、そんな歯はかみ合わせにも悪影響を与えかねません。基本的には、親知らずは抜いたほうが良いと考えられています。
「でも歯医者で歯を抜かれるのは怖い…」当院では全身麻酔での親知らず抜歯ができる環境をご用意しております。お気軽にご相談ください。
■院長による「よろず相談会(毎月最終月曜日)」を実施しています![予約制]
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場所:診療棟3F会議室
各種問合せ先:射水市民病院
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