■おしりの悩みありませんか?
[外科部長 小島 博文]
おしりの悩みというとなかなか人には相談しづらいデリケートな問題だと思います。いわゆる「いぼ痔(痔核(じかく))」や「切れ痔(裂肛(れっこう))」、痔瘻(じろう)、脱肛(だっこう)などの肛門疾患が原因で日々痛みや違和感、不快感を患いながら誰にも相談できず、市販の坐薬や内服薬で様子を見ていませんか?痔疾患は初期の段階では、食生活や排便習慣の改善、坐薬の注入などの保存的治療で症状改善が見込めますが、進行すると手術治療が必要になることがあります。
当院では肛門疾患に対する手術治療を積極的に行っています。例えば、いぼ痔に対する手術の場合、下半身麻酔で2、3日の入院期間で治療
を行うことができます。手術治療によって得られる恩恵は大変大きく、「痛みを気にせず安心して排便できるようになった。」「(痔が)出てくる不快感が無くなった。」と痔で悩んでいた期間が長い方ほど手術による症状改善を実感されています。
当院では若年者はもちろんのこと高齢者や心臓が悪い、糖尿病があるなど基礎疾患を有する方まで幅広く治療を行っています。おしりの悩みは一人で抱え込まずお気軽にご相談ください。
■院長による「個別・医療相談室(毎月最終月曜日)」を実施しています![予約制]
■「骨粗鬆症予防教室(毎月第2水曜日・14:00~)」を実施しています!
場所:診療棟3F会議室
各種問合せ先:射水市民病院
【電話】82-8100【URL】https://hosp.city.imizu.toyama.jp/
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