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射水市民病院 市民病院コラム

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富山県射水市

■顎(がく)関節症ってなに?
[歯科口腔外科 医長 岸川 祥彰]
現代病の一つといわれ最近知名度が上がってきている「顎関節症」についてお話します。
顎関節とは、上アゴと下アゴをつなぐ関節のことです。耳の穴(耳孔)の少し前にあり、指を当ててみたら口を開けるときに凹むのが分かります。
顎関節症の3大症状は、(1)アゴから音がする(関節雑音)、(2)口を開けると痛い(開口時痛)、(3)口が開かない(開口障害)で、どれか1つでも顎関節症の可能性はあります。中でも一番多いのがアゴからの音で、歯科医院を受診する患者の15%にもみられます。しかし、音だけなら治療の必要はなく、よくあることなので心配はいりません。
口を開けるときの痛みには、顎関節痛(耳の前の痛み)と咀嚼(そしゃく)筋痛(頬やこめかみなどの痛み)があり、後者はいわゆる筋肉痛です。日常的な悪い癖や咬み合わせが悪いことで起こります。噛むときに使う筋肉もずっと働いていたら疲弊しますよね。日中に無意識に噛みしめる癖や家族から夜間の歯ぎしりを指摘されたことはありませんか?慢性的な痛みで口を大きく開けずにいると、そのまま開きにくいままになってしまいます。
自分は顎関節症だと思ったらご相談ください。

■院長による「個別・医療相談室(毎月最終月曜日)」を実施しています![予約制]

■「骨粗鬆症予防教室(毎月第2水曜日・14:00~)」を実施しています!
場所:診療棟3F会議室

■看護補助者(パート職員)を募集しています![詳細はホームページへ]

各種問合せ先:射水市民病院
【電話】82-8100【HP】https://hosp.city.imizu.toyama.jp/

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