初めまして、7月1日から「地域おこし協力隊」として着任いたしました梶内昌史です。
自分達の理想の暮らしが出来る場所を探している中、去年の9月に小矢部市県境の集落を訪れました。「枠の内」と「屋根裏の煤けた小屋組」を持つ家に魅了され、集落を歩いて一周した際には、耕作放棄の棚田に綺麗に西日が差し、かつての美しい棚田のイメージが鮮明に湧きました。そして、神奈川県の横浜市から小矢部市に夫婦で移住することを決めました。
「地域おこし協力隊」として農林課に所属し、市内の農業法人で、農業研修を受けながら、耕作放棄田の再生と家の修復に取組み、農と家を中心とした「里山の暮らし」を学んでいきたいと思っています。
私は、横浜で生まれ、川崎と横浜で育ちました。東京の美術大学で環境デザイン(建築・インテリア・ランドスケープ)を学び、照明を中心に空間的なデザインや施設のディレクション、プロダクトのデザインなどを行ってきました。また子供の頃から、動植物、海山川に親しんできました。
集落や地域の皆さんにいろいろと教わりながら、「里山の暮らし」を楽しんでいこうと思っています。また、私たちがここで暮らす中で、地域のお役に立つ事が出来れば幸いです。よろしくお願いいたします。
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